2014年6月12日木曜日

nusumigui & 旅する服屋さん & 新 fro・nowhere

Secori Bookを販売していただいていて、
お世話になっているfro・nowhere(フロノ・ウェア)さん。

不思議とnusumigui がフロノさんでワークショップをする時は
僕も尾州に出張に来ていて、これで4回連続でしょうか。

イベントは、6月11日〜6月15日までの5日間ということだったので
初日にお邪魔してきました。

新しくなったフロノさんに行くのもはじめてだったので、
わくわくしながら駅から歩いていくと、




まず、目に入ったのはこれです。
フロノさんの斜向いの大きな公園に、ピンク色の巨大な富士山があります。
頂上は半径700mmくらいの円形のスペースがあり、ここでひと休みできるようになっているようです。


そして、新装したフロノさん。





おしゃれです。写真が切れてしまっていますが、建物自体がかなりスタイリッシュ。
もともとアクセサリー屋さんだった物件にフロノさんが入ったそうです。


そして、今回はスペシャルゲストの「旅する服屋さん」のユキハシくん。
いつも通り、車に足踏みミシンと服づくりの道具を積んできています。




多くのの街行く人がめずらしい光景に二度見していきます。
6月14日までこの場所で服づくりを続けるようなので、
名古屋近くの方は是非会いに行ってみてください。


閉店間際に、僕もたばこをポシェットをつくらせて頂きました。
薄着になるとたばこの行き場がなくなるので、これは便利です。






いつも閉店後はみんなで中華に行きます。
僕の中で、名古屋といえば中華。

短い滞在でしたが、やはり名古屋良かったです。


藤井さん、山杢くん、ユキハシくん、感謝です。




2014年6月10日火曜日

八王子がおもしろくなる


写真は、みやしん(文化ファッションテキスタイル研究所)で拝見した素材



5月30日、八王子織物工場組合が主催する八王子の工場ツアーに参加させてもらいました。

杉本プリーツさん→中山メリヤスさん→文化ファッションテキスタイル研究所
という訪問スケジュールでした。

都内の繊維産地といえば墨田と八王子ですが、
墨田の編み屋さんの多くは、生産設備がなく企画窓口が中心となっています。
「八王子はだいぶ減ってしまった」と言われていますが
僕なんかが見たら、織りも編みも染色も加工も多くの工場があって

都心からこんなに近い場所に!すごいことだと思っています。

杉本プリーツさんでは、某有名ブランドのプリーツ加工から学生服のプリーツまで、
型紙作り、セット、機械でのプリーツまでの全工程を見学することができました。

中山メリヤスさんではワーペットやワールテックスと呼ばれる珍しい機械があって、
(はじめて見ました!)非常に魅力的な素材がずらりと並んでいました。

経編み機自体、はじめて見ました。

八王子は新宿から約50分。
この距離だから、今も変わらず多くのデザイナーさんが工場に通って
職人さんと
二人三脚のものづくりができているんだと思いました。

東京から2時間半の桐生産地でも、多くのデザイナーが直接来るよ、と先日の取材で教わりましたが、
八王子というのは、イメージをすり合わせたり、見本を送ったりという段階で
電話・FAX・配送じゃなくて「あ、では、これから伺っても宜しいでしょうか!」
ということがより可能になるんだと思います。

改めて。八王子は自分の想像よりずっと多くの工場があって、
職人さんがいてものづくりのエネルギーに溢れています。
何度か訪れるうちに、だんだんと八王子の魅力を理解してきました。
もっと訪れたら、もっと発見もありそう。

そして街全体としてみたときにも、
空き店舗がおおく、利用者募集の畑なども多い。
広く見ると、多摩美、武蔵美、造形大などもあるので、空き店舗にクリエイターやデザイナーが移り住んで、
大きな物件はシェアアトリエやシェアハウスにもできる。

上記では「デザイナーが通うことができる」と書きましたが
デザイナーが拠点を置くことができるとも思います。
都心のショールームやPR会社と契約して、ものづくりに重心を置くブランドが
増えていく余地もあります。

そんなことを考えていたら
八王子の空きスペースを活用した地域密着型プロジェクト「AKITEN」という存在を知り、
5建築家の坂東幸輔さん、宮崎晃吉さんをゲストに「空き家が街を面白くする」というテーマのトークイベントがあったそうです。

繊維工場とブランドが協同でものづくりをする時は、
やはり、近い距離が理想です。

お客さんにものづくりの背景を見てもらい共感してもらう、
または参加して一緒に作りたいという需要は益々ふえていくと思います。
そういった時にアトリエ型ショップがあってもいいし、分野を超えて集合したマーケットに成長することもできるので、八王子は非常に面白くなると思いました。

美大、環境、生産基地、都心までの距離感、世界的に見てもこんな街はないと思います。

ただブランドが点で移住するのは難しいので、
工場サイド、まちづくりサイド、拠点を置くブランドサイド
うまくバランスをとって地盤をつくっていかないといけないです。

いま、東東京も面白いですが、家賃がどんどんあがってきてしまい、
なかなか移り住むのも難しくなってきています。

ロンドンでも都心が高くなりイーストへの移住者が増え
観光地化して、家賃が高騰したら、さらに北や、ベルリンに移住する人が増えたり
一周回ってウエストロンドンがホットになっていると聞きました。

次のアーティストやデザイナーの移り先の候補として、
ものづくりの街・八王子が注目されるのは間違いないと思います。

2017~2018年くらいにはもっと盛り上がってそう。



2014年5月23日金曜日

真岡木綿会館


栃木県にある真岡木綿会館を訪れました。




全盛期、真岡の木綿は江戸の綿の8割の生産量を担っていました。
真岡一帯で、綿の栽培から機織りまでが行われ幕府のあった江戸に出荷されていました。






そんな木綿会館には3名の伝統工芸師が在籍していて、
綿栽培から手紡ぎ、機織りまでさまざまなアドバイスを受けることができます。








会館の1階から2階まで数多くの手織り機があります。
ここではわたを糸にして、生地づくりも体験できます。






収穫されたわたとコットンの種です。コットンの中に種が入っていて、




毎年この時期に訪れると、持ち帰り用のコットンの種をいただけます。


これを少し多めにいただいたので、みんなで育てる予定です。


→ 週末プランタリウム
http://weekend0510.tumblr.com/
https://www.facebook.com/pages/週末プランタリウム/814801691863653




2014年4月10日木曜日

尾州産地訪問 後半

二日目は葛利毛織さんへ。

尾州に来ると毎回お邪魔させて頂いていて、
メンズブランドのデザイナーさんにおすすめのウール地を訪ねられた時は、
やはり葛利さんをおすすめしています。




1つ1つこだわりがつまった生地たちです。










工程には多くの手作業があります。
経糸も1本1本とおしていくので膨大な時間を要します。





光が多く入る雰囲気のある工場です。





工場で働く若い職人さんとの交流も。





2014年4月9日水曜日

尾州産地訪問 前半

一宮訪問に向けて、朝6時に東京を出発しました。


はじめに一宮地場産業ファッションデザインセンターへ。
ここでは尾州産地の生地展「Bishu Material Exhibition」のアーカイブスワッチに触れることができます。尾州の生地展は年に2回東京で開催されています。





プチツアーの皆さんも珍しい生地に釘付けでした




様々な工場さんのサンプルスワッチを見れるので、
こちらは尾州産地の窓口的な存在です。


その後、中伝毛織さんへ。







シャトル織機からエアー織機まで、さまざまな織機を導入されています。
工場内も撮影可能で、非常に開かれていました。




こちらは整経機です。



試織用の部分整経機です。



経糸を自動で通す機械です。



布帛だけでなく多くのニット機もありました。













糸染めの設備も巨大でした。




<続く>


2014年2月10日月曜日

十日町産地訪問

2月の新潟は十日町産地の訪問へ行きました。
靴下を生産している三仏生繊維さんへ。




工場内には、40機以上の靴下専用の編み機があり、
スペースいっぱいに編み機が並ぶ光景は迫力満点です。



糸がかけられたかぎ針は156本。
シリンダーが高速回転して、針が上下に動き、筒状に靴下を成形していきます。
丈の短い靴下なら1本編むのに約2分だそうです。








地域の「食」を味わうのも産地をめぐる醍醐味ということで、
移動する途中に、昼食をとりました。