2013年11月21日木曜日

尾州産地


大田教授FDC(一宮地場産業ファッションデザインセンター)さんに貴重な機会を頂き尾州産地の訪問をしました。



FDCさんの事務局です


FDCさんはじめ、エネルギー溢れる若い方が産地に入っていることを、尾州産地でも確認しました。

もちろんそれでも後継者不足は深刻ですし、若い方が憧れる工場というのは、どうしてもどこの産地でも偏るものなのだと思います。

それでも若い方が外部から産地に飛ぶ込むという事実だけでも、大きな活気を生む要素で、可能性が連鎖していくのを感じます。特に外部から入った方というのは、例えばバブル期から続いているような古い仕組みに縛られず、全く新しい仕組みや方法を作ってしまったりするのだと思います。

世界的に知名度のある某機屋さんでも、新しい生地を開発してきたのは社長でなく、新人社員だというのを聞きました。

尾州では、FDCさんを中心にネットワークが形成されていて、

産地単位で企画づくりを模索したり、産学連携も形になっていて、様々な可能性を感じました。


ブランドとの協同についても、閑散期についてや、具体的なヒントも頂きました。
自分なりの方法で貢献 していけるように行動していきたいと思います。



毎年2月が少し織機が落ちつくようなので、もし尾州でウールのオリジナルを織りたい方がいたら、情報を共有できるかと思います。






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